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福徳寺 阿弥陀堂

建暦2年(1212)創建。阿弥陀堂は鎌倉時代末期の和様建築として、昭和24年に国指定重要文化財(建造物)に指定されました。
昭和31年の復原修理により、側廻り柱間装備を復旧するとともに小屋組を旧に復し宝形造りに改め、茅葺を銅板葺に変更するなどの整備が行われました。屋根の勾配が美しく、頂には露盤・宝珠が載っています。
阿弥陀堂内の厨子には阿弥陀三尊立像(中尊の高さ47.6cm、左右の脇仏30cm)が安置されています。鎌倉時代の貴重な鉄仏で、三尊そろっているのは珍しいと言われています。昭和29年に県指定有形文化財になっています。

福徳寺 阿弥陀堂