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Ecotour Reports

エコツアーレポート

2023.11.18

自然観察体験

メッツァにくらすトウキョウサンショウウオの生態を学ぼう~環境整備編

今日のツアーは飯能の観光名所メッツァの敷地内。なんとここに、トウキョウサンショウウオが棲息しているのだそうです。日本には各地にサンショウウオが棲息しており、その地域の名前が付けられます。基本的に清流に住む生き物なので、サンショウウオが住む地域は水が綺麗なのだそうです。メッツァの中で見つかったのはトウキョウサンショウウオ。現在その数が減りつつある貴重な生き物です。サンショウウオは普段陸の上で生活していて、早春に水場へ産卵の為に来て、卵を産み終えると森へ帰ります。今回のエコツアーは、その保全活動として、春に産卵が出来るよう場を整える作業を行いました。

現地には川らしい川はなく、湧き水はあれどそれが地面に染み込み沼のようになっていました。どのような作業をするのかと見ていますと、まずは水の流れを作るために泥かきが始まりました。それもどうやら闇雲に川を作っているのではなく、サンショウウオがどこからやってきて、どのルートから川に入り産卵するのか、卵が流れにくくするためにはどのような流れをデザインするのが良いのかまで考えているのです。それだけではありません。川周辺にある茂みも枝や葉を刈っています。茂みを管理するのはイノシシ避けのため。イノシシは沼地を荒らすため、茂みを好むイノシシの居心地を悪くするために管理することも、サンショウウオを守るために必要なことなのだそうです。

写真をご覧いただけると分かるとおり、このエコツアーのガイドはじめ参加者は10〜20代の若者がほとんどです。川の整備、山の整備に休むことなく楽しそうに励む彼らの姿に、本当に生き物を愛するとはどういうことかを考えさせられました。 今日の整備はまだほんの始まり。これからもこの保全活動は継続します。「動物が好きなんだ」という我が家の小学生達も、このツアーに参加させたいと思いました。