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エコツアーレポート

2022.01.15

ものづくり体験

里山を五感で味わう~こんにゃく手作り体験~

今回のエコツアーの舞台は、吾野にあるたいら栗園。
その名の通り栗の木の他に、春にはカタクリの花が咲くそうです。

今回のツアー参加者は「山仲間と一緒に来ました」と飯能市内から参加されたご婦人グループ、エコツアー常連の親子、 そして、「テレビ番組でこんにゃくを作っているのを観て以来、子どもがこんにゃくを自分で作ってみたいと言っていたので参加しました」とさいたま市からお越しになったご家族。皆さん、こんにゃく作成は経験したことがないとのことでした。
メインの素材は植えられてから2~3年目で15センチほどに育ったこんにゃく芋。オーソドックスなグレーのこんにゃくと、青のりとゴマのこんにゃくの2種類を作る内容です。完成には2日かかるため、本日のところは“下ごしらえ”といったところでしょうか。実際には持ち帰って一晩置き、しっかりと茹でてから完成となります。
まず、ガイドの廣田さんから“こんにゃく芋”についての説明を受けました。こんにゃく芋は寒さに弱いため、一度植えた芋も冬には掘り起こし、春にまた植え直すことを繰り返す必要があり、収穫するまでに2~3年かかるとのこと。とても手間のかかる作物ですが、昔こんにゃく芋は家の畑によく植えられていたそうです。

 

このこんにゃく芋が事前に適度なサイズに切り分けられており、ツアー参加者は芋をミキサーですりつぶすところから作業を体験。この時の攪拌(かくはん)時間によって、こんにゃくの色味は微妙に変わります。こんにゃくを固めるために精製ソーダやお湯等を手際良く混ぜていきます。こんにゃく芋さえ手に入れば、自宅でも気軽にこんにゃく作りを楽しめそうなほど、工程はシンプルなものでした。ただし、こんにゃくの固まり具合を調整するにはある程度の経験が必要そうなのと、通常こんにゃく芋はスーパーでは購入できないので、芋が出回る11月下旬から12月にかけて近隣のJA(農協)に顔を出す必要があります。少々手間はかかりますが、こんにゃく芋はちょうどお正月料理の準備が始まる頃。これからは正月料理のこんにゃくも、「自家製です」なんて言えそうです。