Ecotour Reports
エコツアーレポート
2023.02.26
飯能リフレッシュスクール~ひな飾り編~正覚寺でお寺ヨガ&精進料理&お抹茶

かすかに聞こえるヤカンの中の水の沸く音、風に窓が揺れる音。
そして、次の動作を教えてくれるヨガインストラクターかな先生の声。
今回のエコツアーは、飯能全域で開催されている雛飾りの時期に合わせて開催された「飯能リフレッシュスクール ~ひな飾り編~ 正覚寺でお寺ヨガ&精進料理&お抹茶」です。
名栗にある正覚寺には、たくさんの参加者が集まっていました。
まずは1時間ゆっくりとヨガで心身を整えます。
写真を撮るにもシャッターの音や私の気配でお邪魔をしてはならないと緊張するほどの集中した空間で、何枚か写真を撮っては私も会場の端で少しヨガを真似てストレッチしていました。
普段とらないような姿勢は、真似をするだけでも一苦労。
けれど、全てを終えた後は皆さん満たされた表情をされていたのが印象的でした。
中には1名高齢の男性も参加されていて、「男は1人だったんだよ。ヨガは男にも良いと思うのにね。できない姿勢もあったけど、気持ち良いよ。飯能はいいね、すっかり旅気分だよ」とお話しくださいました。
心身を整えた後は、正覚寺の精進料理を頂きました。
お料理をいただく時は、おしゃべりをしません。
一口ずつ食べては箸を置き、よく噛みます。
会場には食器のぶつかる音とお漬物を噛む音だけが聞こえます。
普段急いで食事を終えることが多いので、こうして黙って一口ずつ食事をすることが新鮮で、お食事ひとつひとつの味を楽しむことができました。
コロナで広がった黙食には「寂しい食卓」のイメージが強かったのですが、食事を味わって食べるというのも悪く無い、むしろたまには家でもこうして黙って食べる日を作っても良いなと思える時間でした。
面白かったのは、食事の最後のお作法です。
食事に添えられていたたくあんを1つは残しておくようにと説明を受けていた私たちは、最後にこの1枚のたくあんを使って器を綺麗にしていきました。
たくあんを入れた器にお湯を少量注ぎ、たくあんで器の内側を拭うように洗うのです。
拭ったら次の器へ、たくあんと器に入れたれたお湯を移し、これを繰り返します。
最後の器でたくあんを食べ、お湯も頂きました。
器の汚れはほとんどなくなり、余すことなく食事を頂くことができる美しいお作法でした。
最後はお寺に展示されているお雛様を前に、お抹茶とお菓子をいただきました。
ここでは皆さんおしゃべりも楽しみ、せっかく名栗まで来たからと他のお雛様見学や近くの神社やカフェも立ち寄ろうかなどという声も聞こえてきました。
お寺とヨガの親和性の高さを実感できるエコツアーでした。
正覚寺では日頃から精進料理やお寺の見学をすることができます。
まもなく新年度、心身を整えに行ってみてはいかがでしょうか。